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娘の参観日に行った時に気になる子が。
その子を見て、ずっと忘れていた彼のことを思いだした。

私が小学校2年生の秋に引っ越してきた男の子。
とてもやさしい男の子で、仲良しになった。
秋の遠足の時に自分で弁当を作ってきたと、恥ずかしそうに見せてくれた。
いっぱいの真っ白ご飯に、茶色い玉子焼きとウィンナーが入ってた。
私は自分で作れるなんてすごい!って感激した。
でもみんなは「何でお母さんに作ってもらわんのん?」って聞いた。
「お母さんはおらんのんよ」彼は笑って言った。
彼はいつも同じ服を着ていた。
ジーンズの半ズボンに茶色いジャンバー、そして穴のあいた靴下。
みんなは臭いと言っていたけど、私は気にならなかった。
放課後、よく一緒に遊んだ。
ほとんど公園で遊んでいたが、彼の家に1回だけ行ったことがあった。
彼が何かを家にとりに帰った時に玄関の中で待っていた。
玄関から見えた家の中、ゴミでいっぱいだった。
見てはいけないものを見た気がして、私は外に出てドアを閉めた。
それからも一緒によく遊んでいた。
ある日学校に行ったら、「○○くんはお父さんの仕事で引越ししました」って先生が言った。
みんなにお別れも言わず、私もお別れも言えず、彼はいなくなった。

気になる子、ポロシャツは汚れていて、真っ黒な上靴はかかとを踏まれた状態で椅子の下に脱ぎ捨てられていた。
そして・・・靴下には大きな穴が開いていた。
彼の机から落ちたプリント、宿題で自分が生まれた日と時間、身長体重、名前の由来を聞いて書くようになっていた。
私の目の前に落ちたプリントを拾い上げると、そこには自分の名前と生まれた日にちだけしか書かれていなかった。

このご時世、先生もちゃんと見てるから心配はいらないと思うが、ちょっとだけ、ちょっとだけ気になる。
余計なお世話ではあるが、少し見守ってみたい。
もし何かあれば、ちゃんと、ちゃんと。。。。



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